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8月14日 東臼塚
浅黄塚近くの新期溶岩流上に発達した森は先駆植物の原生ヒノキの純林に近い場所などもあり、何度か訪れている場所です。今回はスカイラインの南側の森に入り東臼塚遊歩道まで行ってみることにしました。浅黄塚入り口から少し水ケ塚寄りに森に入る踏み跡があります。入ってすぐの所で観察会が行われていました。邪魔しないよう、右側の踏み跡に逸れてしばらく行くと古い作業路らしき廃道に出ました。周囲には苔むした古い切り株も残っています。使われなくなってから数十年経つであろう歩道も、植物が育ちにくい溶岩流上では消えずに残っていることが多く、反面、やわらかい土の場所では数年で草やスズタケが繁殖し、道はたちまち消えてしまいます。東臼塚遊歩道は1996年の台風17号による風倒木に塞がれて放置され、スズタケやイバラの繁殖で東臼塚へは薮こぎをしなければ行くことができなくなっていました。帰りのルートを確認しながら道を辿ると東臼塚遊歩道の保護林の看板がある場所に出ました。そのあたりには浅黄塚側への踏み跡が他にも見られます。嬉しいことに遊歩道は笹が刈られて歩けるようになっていました。そこで、5年ぶりに東臼塚の草原まで行ってみることにしました。途中、どこが本道がわからない場所がいくつかあり、記憶をたよりに行きつ戻りつしながら草原に着きました。5年ぶりの草原はキオンが盛りで多くのチョウが集まっていました。周囲の森の中や林縁にはマルバダケブキが咲いていました。コウリンカも盛りで、株は少し増えたようです。以前はたくさんあったツリフネソウは少ししか見られず、その辺り一面には丈の長いスゲの仲間が繁殖していました。イワアカバナも見つかりません。キオンの次には背の高いハンゴンソウが控えていました。帰りは腰切塚方面に向かいましたが笹刈りがまだ途中のため引き返して元の道で帰りました。途中、道を見失い車の音をたよりにスカイラインに戻りました。
原生ヒノキ
原生ヒノキ 溶岩の上に倒木が重なり苔が覆う
古い切り株 はっきりと残っている歩道
分岐している 浅黄塚第一国有林となっている(拡大)
通行不能だった遊歩道の笹が刈ってあったので東臼塚まで行ってみることに
コウリンカ
マルバダケブキ キオン
東臼塚の草原に集まるチョウたち
アザミ、キオン、コウリンカ、ツリフネソウなど きのこ
南側の小高くなっている溶岩流上はモミ 折れた幹にキツツキの穴
原生ヒノキに絡みつくコメツガ 狭い轍の跡は馬力(荷馬車)か

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