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第6巻「水の旅」より

参考資料
諏訪彰 編
「富士山 その自然のすべて」同文書院

立体図は国土地理院50mメッシュ数値地図を使用。

富士五湖の変遷

1万5000年前 約1万5000年前

古富士火山の活動で、四つの湖ができました。現在の青木ケ原あたりにせの湖、河口湖の南に旧河口湖、梨ケ原から忍野にかけて宇津湖、そして明見湖です。これらの湖は後の新富士山火山の活動によって、しだいに形を変えてゆきました。

5000年前 約5000年前

せの湖を残して他の三つの湖は消滅し、そこには川が流れていました。

河口湖が形成 川の一つに溶岩流が流れ込み、河口湖が形成されました。せの湖は分断されて、本栖湖ができています。その後幾度となく噴火の影響を受けながら、せの湖はしだいに小さくなってゆきました。
約1500年前 約1000年前

約1500年前に始まった噴火活動では大量の溶岩が流れ出て、青木ケ原溶岩流(西暦864年)によってせの湖は西湖と精進湖に分断され、鷹丸尾溶岩流(西暦937年)は川をせき止め山中湖をつくり、同様に剣丸尾溶岩流は河口湖を現在の姿にしました。こうして現在の富士五湖ができました。

現在の富士五湖

現在の富士五湖

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